でんちゅう随想録

でんちゅうなる人物が記す随想録。特に理由も目的もなく、衝動的に書く日記のようなもの。

驟雨的策

 巷で最近チラホラ見かけるのは、ベーシックインカムという言葉。

 日本語意味に噛み砕くと、国民年金や公的医療保険を廃止し、その分を現金で国民に渡すという考えらしいですが。

 メリットだけを見れば、社会保障の簡略化や、残業と長時間労働の削減による生産効率の向上と今働いている人から見れば嬉しいことだらけですが、「平等」の文字の前では中々そうもいきません。

 データがないのでデメリットもあくまで予想の範囲でしか物を言えませんが、BIで色々買えなくなったり、自分で保険を探さないと将来が厳しくなる、物価変動など。

 みんなお金には何かしら厳しい思想を持っていますから、今まで払った厚生年金が無駄になるかわりに国民全員平等に数万支給されるというのも、プラスとマイナスどっちにとらえるべきか悩ましいです。

 この時点でまじめに払ってきた人に対する相対的なメリットはありませんし。

 それに自己活動ができない人は死ねみたいな感じになってしまいますしね。村社会に回帰したらまた別の話ですけれども。

 だから平等という点においては、今まで真面目に払っていた人にはダメージがあるけれど、これから税金を払う人の不平等はなくなるので、根っこの考え方としては後者重視、というわけですね。国の考えとして間違ってはいないと思います。年金制度を解体するのも賛成です。

 しかし、働けない老人や職につけない障害のある人は黙って死ねと言うのかと言われると、何とも反論できません。

 少子高齢化社会の現状においてどうしても、ベーシックインカムには道徳的な面で難しいものがあります。

 大切なのは、何を削って何を残すかですね。

 またドイツみたいに消費税を物凄くあげるかわりに何かしらの免除を与えるというのもありなのではないかな。

 でもまあ、無理して全国的に導入するよりかは、道州制にして一度データが欲しいところです。

 柄にもなく真面目に考えてしまいましたが、結局何が言いたいのかと言うと、何かしらの変革はしないとこれから日本は危ない気がするという一国民の意見でした。

 暖かいブラックは飲めるけど冷たいブラックは飲めない。

f:id:ryunyan123:20171013132923j:image今日のネコ