でんちゅう随想録

でんちゅうなる人物が記す随想録。特に理由も目的もなく、衝動的に書く日記のようなもの。

通りすがろうとする一般人に壁ドンしてアニメを奨めるアニオタの記録

 いろんなものが好きなでんちゅうですが、中でもアニメはかなり見ます。英語で言うとanimation。自己紹介するときはアニメが趣味じゃなくて「I Like Animation」っていう。

 そんな自分は今回…好きなアニメを紹介しようと思っている。思っている。

 ランキング形式で紹介しようと思ったけど上位五位がなかなか決まらないので、「特集」みたいなかたちで、あまりアニメを見ない人にもおすすめできるアニメを紹介していきます。準備はいいか。

 1つ目の作品「秒速5センチメートル

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 これは厳密にいうと、全3話で構成されている短編アニメですが、内容はその分1話1話が重く、考えさせられる作品です。いや、考える、っていうよりかは「創作の恋愛」に対し終止符、あるいは革命的解釈をもたらしたイメージが自分の中では強いです。

 1話では主人公とヒロインの出会いから、転校による別れ、主人公の行動による再会。終始、主人公の一人語りで物語は進行していきます。その分人物の心情描写がすさまじく、ヒロインとの再会を予定する駅に、電車の積雪による遅延で大幅に遅れてしまって焦るシーンや、結局何時間も約束の時刻を過ぎてしまい、絶望と諦めを抱くシーンなど、映像よりかは「語り」による描写が強く伝わります。その点は、西尾維新さん原作の「物語シリーズ」と同じ気配を感じました。

 

 2話は成長し、高校生になった主人公が、転校先で別れたっきりのヒロインのことを思いながら生活する話です。一見、哀愁漂わせて視聴者に訴えかける系かと思いきや変化球、その主人公のことが好きな女の子が現れます。

 その女の子は内に秘める恋慕を主人公に打ち明けないまま、主人公と下校をともにするのですが、ある日女の子は告白することを決意。その決意の日の下校がやってきました。

 隣には、いつも通り不思議な雰囲気を漂わせる主人公の横顔。女の子は告白しようと立ち止まり、声をかけようとしたところで、主人公の背中を見て思いとどまります。

 その背中は女の子が立ち止まっていることに気づかず、どんどん先へ先へと歩いていきます。そうして女の子は「かなわない」感情を抱いていたことを悟り、結局告白しないまま、けれどずっと好きなまま、主人公と過ごし続けて、終わります…。

 

 3話はかなり時間が飛んで、社会人になった主人公。日々労働と帰宅の繰り返し、その所為か主人公の感情の起因は少なくなり、性格も淡白でした。

 そしてヒロインも、大人になって、親に見送られながら電車に乗るシーンがあります。ここで一つ、重大なのは、そのヒロインが結婚指輪をしていること。そしてヒロインが乗る電車は、結婚した夫が待つ家へと向かう電車。

 ここで従来の創作の恋愛と違うのは、ヒロインの夫が主人公ではない、他人であること。その点です。

 そうして3話は、ヒロインと主人公が互いに違う道を歩んでいく、という全体像のまま終わります。

 これを作ったのは、「君の名は」でも有名な新海誠監督ですが、彼が何を伝えたかったかはわかりませんが、自分はこれを「本物の恋愛」と解釈しました。

 だって実際、小学校のころからの恋愛なんて、結婚に結びつくはずがありませんもんね。

 フィクションの世界にノンフィクションを持ち込むなというのも一理ありますが、自分は老若男女見てほしい作品です。

 

 2つ目の作品「SHIROBAKO

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 これはアニメ業界を描いた作品で、アニメ業界で働く「イラスト」「声優」「音楽」「脚本」「営業」などの分野に携わる少女たちが中心となっています。

 アニメ一つができるまでのプロセスや、そのプロセスで起こるトラブルなど、日々アニメ業界では何が起こっているのかを教えてくれます。ぶっちゃけていってしまえば、「銀の匙」のアニメ業界版、「バクマン」のアニメ業界版みたいな感じです。

 この作品はあらゆる方面から賛否両論を受けている作品ですが、自分はまず「アニメ」に対して明確な嫌悪をもたず敬遠している人、嫌っている人や、アニメ作品にすぐ唾を吐く人に一度見てもらいたい作品です。あくまで「作品」として成り立っている分、現実にはあまりないような物語使仕様もありますし、ブラックなアニメ業界のはずがポップすぎるという点もありますが、大まかな流れはつかめますよ!

 

 3つ目の作品「あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。

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 泣ける金字塔して名高いアニメで、略称は「あのはな」。豆知識として、あの日見たの名前を僕達はまだ知らない。ではなくて、の日見た花名前を僕達まだ知らい、で「あのはな」です。

 子供だった頃、「じんたん」「めんま」「ぽっぽ」「あなる」「ゆきあつ」「つるこ」の五人、秘密基地で遊んでいた幼少期。しかし、ある事故により「めんま」が亡くなってしまう。残った五人それぞれが、罪悪感を抱きながら物語の舞台は高校生になった五人から始まる。

 引きこもりとなっていた「じんたん」のもとに、あの日亡くなったはずの「めんま」が幽霊となって姿を現す。

 そこから一緒になることが少なくなっていた五人が集まり、「めんま」が成仏するために「めんま」の願いを叶えようと動く。

 五人の努力で、「めんま」の願いであるはずの花火を作って、打ち上げる。--しかし「めんま」はその場に残り、成仏しなかった。何故、という感情と「安心」してしまった感情に葛藤する「じんたん」。

 けれど、「めんま」の願いは本当はもう叶っていた。

 離れ離れでいた「じんたん」「ぽっぽ」「あなる」」「ゆきあつ」「つるこ」「めんま」がまた一緒になって遊ぶこと。

 そうして「めんま」は五人へ宛てた手紙を残して、最後にみんなでかくれんぼをして成仏していく…。

 製作は京都アニメーションがやっている分、感動も加速してけっこう心にきます。京都アニメーションは、「涼宮ハルヒの憂鬱」や最近では「聲の形」を手掛けた会社です。

 終盤は「ここで泣けよ」っていうスタッフの狙いがまるわかりなのですが、それでも泣けてしまう少し異質な作品です。そもそも終盤、背景で流れている曲が卑怯…。

 最終話の挿入歌や、エンディング主題歌は「secret base ~君がくれたもの~」。調べて驚いたのは、もともとこの曲ZONEっていう方が2001年にリリースして大ヒットを記録したらしいですね。そしてこのZONEにも悲しい記録が残っていて…とそれ話が脱線するので割愛しますが、この曲は本当に必涙です。

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 またオープニングはガリレオ・ガリレイさんが手掛ける「青い栞」も素敵な曲です。きれいな歌声ですよね…。

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「あのはな」は総集版映画としても出ているので、時間がない方はそちらの方をおすすめします。細かな設定は抜けていますが、物語の輪郭は理解できますよ。

 4つ目の作品「CLANNAD

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 これも京都アニメーションさんが製作し、脚本は麻枝准さんが手掛けた作品。

 これは是非「子供」をお持ちになっている親御さんに見てほしいです。絵柄は昔のアニメっていうか少女漫画のようで、少し「うっ」てなる人もいるとは思いますが、とりま見ろ。見るんだ。

 クラナドは「クラナド」「クラナド・アフターストーリー」に分けられていて、「クラナド」では主人公とヒロインが恋人になるまで、「アフターストーリー」では二人が一緒に生活し、社会人として主人公が働いていく物語構成になっています。

 かなり長い物語ですが、まず一つ言わせていただきたいのは、一応「映画」は存在していますが、初見の人は絶対に映画を先に見ないでください。アニメの方をご覧ください。

 ネタバレをしてしまうと嫌なので、おおざっぱにしか言いませんが、このアニメは見た人への影響力が激しいと思います。お子さんが見れば、「親」を見る目が変わり、親御さんが見れば一層お子さんへの愛情が深まると思います。

 ただ前述したとおり、かなり長いお話となっておりますので、空いている日にじっくり見る方がよろしいと思います。

 

 以上が、今回の紹介でした。

 これからもちょくちょく、皆さんに自分のおすすめのアニメを紹介できたらな、と思います。

 ちなみに今のイチオシは進撃の巨人シーズン2です。

 ではまた