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星になりたかった。

斜景

東京喰種の金木は、「選んだものなんどもひっくり返して、同じことの繰り返し。くだらなすぎる僕は。カッコ悪い、ダサイ、優柔不断、軟弱者•••それが僕だ」と受け入れて、最後は「世界はそこにあるだけ。たとえいつかなにもかも無駄になるとしても、僕は今日…

理想

3日だけ、水だけで生活する。 そうすると激痛のように感じていた飢えも嘘のように消える。そのまま4日間過ごしてみる。僕は8kg減った。試しに水以外の飲み物を飲んでみる。するとその夜、直ぐに7gほど増えた。 減る一方だった体重が、急に増えたことによる恐…

oll korrect

スパイダーマンのような勇気はない。 ハリーのような頭脳はない。 バットマンのような強い拳も、ハルクみたいに屈強な身体もない。 ロッキーみたいな努力、ディカプリオが抱いたような恋情もない。 彼らはお伽話の向こう側にいて、僕は現実の上で横たわって…

太宰じゃない、僕でしかない

その人には交際している人がいた。 そして僕は、その人にとって信用されている人間だった。 つまりその人には、恋をする人と、人として好きな人がいるわけだ。 心というものを定義づけるとき、心の中のグラデーションを、境界線として区切ろうと考えたとき、…

夏の夜の骸

洗濯ものを取り込んでたたみ、横に積み重ねる手作業のように、僕は今まで自分が嫌いだと折々に、器に炒れてきた。 けれど、数々の日常と、色々の時間をなぞっていくうちに、僕は僕という「個人」を好き不好きという次元で考えないでいた。 今日この夜、一人…

拒む

自分が嫌い。 食べてる姿が嫌い。 だから綺麗に食べたい。 食べづらいものが苦手。 口や手が汚れるのが嫌い。 咀嚼するときの音が苦手で、口を動かすものが嫌い。 やがてあごの上下運動が億劫になる。 じゃあ喉だけで食べれるものにする。 必然とちゃんとし…

ナナプラスサン

10にそろえたい。 そろえる数式は何をカンガエル。 1+9 1人に対して大勢が襲い掛かろうとしている背景が見えて嫌だ。 6+4 なんかコンセントに挿す、というよりはプラスねじにマイナスドライバーを差し込むみたいな、微妙な合致具合が気に食わない。 5…

人生は縷々としている

日ごろから生きることとかをツラツラと考えている性分な僕が、最近興味をひかれた文献を読んだ。 仏教の中における「補特伽羅(ふとがら)」という考え方である。 人間が「意識」として感じている「主体」と、脳神経の中の「情報」は区別できるものであると…

光を忘れた

水気のある雲を神様がすいて、地上に雨が降る。 降った雨は蒸気になって三度と神様のお手元に戻ってくる。 そんな風に僕の所にも吐いた言葉が戻ってくれればいいのにな。 横を歩いていた筈の人の背中をみて歩いている。光を覚えたように迷いのない目の前の背…

せめて綺麗に

やることをやったら、幕を引こう。 望まれてなくても、止められても。 摩擦の後がどうなっても、もういい。 けれどここまで生きてきた負債は清算する。 それが、僕のやることだ。 いつやることが終わるかは僕の目利き次第だけれど。 僕にとっては、これだけ…

暑い夏の気配に乾いて

雨上がりの路地裏で、野良猫が鳴く。 ひどく見えづらく、周りが生い茂っていたところに、草木をかき分けてきたのは貴方でした。 私と似たところに、最初は惹かれました。惹かれた理由も、たぶん私と同じでいて強く生きている理由をしりたかったから。 惹かれ…

夏の冷たさが滲んで

雨ざらしの側溝で、カエルが水音立てながら跳ねている。 火照るように暑かった空気も、今だけは腕をさする寒さになっていた。 熱を帯びていた僕の頭が思い出したのは、あの日生きることを首で括った君の後ろ姿。 忘れていた後悔が、罪悪感を研ぎながら忘れる…

嗚呼惰性

生きているから生きている。 理由なく、生きていることはベースでそのうえからペーストするように生活するのが普通で。 離れたがる僕の心は、そのベースに違和感を握ろうとする。 窓外夜の明かりが僕の瞳を反射して、帳が降りると便乗して僕の肩もおりる。 …

ありふれていて

路上の草は、驟雨のしずくを弾かせる。冷えた空気は、開放的だった心に蓋するようにして広がっている。 仕事をして、家帰って、家でも仕事をして。一息つこうとソファに座って、そのまま眠りにつく。起きたらもう朝で、急いでシャワーを浴びてまた出勤する。…

VHS「サテライト」

東京は梅雨入りをするようになって、初夏ほどの温い空気が流れるようになった今日この頃。空はからっと晴れていて、広大な青が眩しく映る。 そんな明るい日常にひかれて、縮こまっていた感情もだんだんと開放的になっている気配を実感する。 最近は、一丁前…

友人を救えなかったハナシ

青春の光を浴びて、どこか幼い香をたてながら大人になろうと枝葉を伸ばしていた、若き熱に駆り立てられた中学生の頃。 僕は窓辺で本を読み続ける虫で、彼女は僕からは遠い領域で勉強していた。 そしてそんな彼女に僕は恋心を抱いていた。初々しい火花は臆病…

夜、跋渉

嫌な暑さにベールをかけるように、夜の帳は涼風を吹かせていた。辺りはまばらに斜陽を生きる人々が歩いている。太陽が照らさない闇の姿がそこには必然として跋扈しているのだ。 点々と街灯色になっているアスファルト。 年季の入った様子が伺える、茶色くと…

そんなものに、

最近、何も知らないで生きていたころの、若いというよりは幼いという評価だったころの自分を思い返す。無知でいたまま成長していたら、今と比較してどちらのほうが幸せだったろうか。無自覚の黒歴史を蓄積していくのと、自覚ある黒歴史を思い出しながら生き…

理想体~スキンケア・メイク編~

僕は1日のうち、朝と夜2回スキンケアを行っています。 朝は洗顔→化粧水→美容液→乳液→日焼け止め 夜はクレンジング→洗顔→化粧水→美容液→多機能ジェル→乳液→クリーム といった感じです。 [クレンジング] クレンジングされてる感があるのはこのソフティモです…

理想体~筋トレ編~

僕が考える理想の体は、腹筋が割れていて、足は細いソフトマッチョな感じの体系です。しかし難しいのは、奔放に筋トレをしても逆に筋肉がつきすぎて、太くなってしまったり、なかなか自分がなりたい体形と逸れていってしまうのが常です。 なので一応、僕のス…

理想体~ファスティング編~

プチ断食ともいわれるこのファスティングですが、現在はわりかしメジャーなダイエット手段のひとつとなっていると思います。ネットで調べればまとまった情報が出てくると思うので、最初から最後まで細かいところまで説明する必要性はないとおもうので、自分…

春ほどく夜鷹

白い太陽が花を咲かせ、桜は風に散っていく。その様子は春の印象を、桜の花びらとともに散らしていくようで、みえてくるのは夏の背中。暑いのが嫌いな僕としては、否応でも不快な気持ちが1日1日とめくられるごとに膨らんでいって、冬の候よりも肩が重い。 気…

テールランプが僕を笑う

雨に濡れたアスファルトの地面。街の光で見えない星の夜空。さっきまで降っていた雨に冷めた温度が戻っていくような、空気のうねりを感じながら一定間隔で置かれた電柱の横を、ネガの一コマ一コマを移動するように歩く。 耳をイヤホンで塞いで、外から自分を…

騎士

「どうして普通の人に生まれてこれなかったんだろうね」 この問いに対して僕は、何も答えることができなかった。 正しくは、答えたるものを僕は持っていなかったのだ。 ただ、僕らの横を通り過ぎていく人たちと同じように、普通の生活を送る。それがなかなか…

スターライト

生きることに嫌気がさして、部屋の中で膝を抱えても。 無情にも日々はやってくるし、僕を気にせず置いていく。 僕の心なんて知らず無造作に、青い空模様だって窓外に広がっている。 並んでいる笑顔を見て嫉妬して、自分にはないものを持っている人を羨ましが…

淪落

家の中で突然号泣したり、意味もなく体の中を流れる破壊衝動に身を任せて、部屋中のものを壊しまわってしまったり。お札をびりびりと破いてしまったり、延々と天井を見上げてそのまま眠りにつく。 食べ物は一切手を付けられなくなって、それは体の中に異物を…

拝啓 心、憤懣の敬具

よく夢と希望に満ち溢れて、将来がきらきらと光っているものに見えている連中は、自分との闘い、努力すれば人生は楽しみなものに変わるとのたまわる。 そしてその発言を、僕のような凡人が否定するとそれは、ただのひがみと切り捨てられる。努力が報われない…

夢の後に、涙の跡

今まで人生を生きていて、3回自分が信じていた人間に裏切られた。 ゆえにこれ以上人を信じないと決めても、学習せずになんだかんだ信用してしまい、また自分を傷つける。そしてそんな目にあってでも、死にたがるだけで本当に死のうと実行することがなくなっ…

獅子の心は雪月花

最初の裏切りは小学5年のころ。 親の離婚によって、シングルマザーの家庭で過ごすようになった不満や不安を転校先でできた友達に打ち明けた。翌日、友達は私の複雑な家庭環境をクラス中言いふらしていた。 父親がいなく、母親だけの家庭環境というものは小学…

少し走るのに疲れて

この2年間、本当に様々な出来事があって、多々の思い出が僕の走る影を埋めていった。 僕は世間的に見ればフリーターという立場で、親の脛をかじり続ける生活だった。しかし一人暮らしを決意して、実際に独立を試みてからはバイトを4つ掛け持ちをするようにな…